本章に掲載した新型コロナウイルスで支給される助成金・給付金一覧

   
 
 

本章に掲載した新型コロナウイルスで支給される助成金・給付金一覧

 
緊急出版!
コロナ経済危機で
死んではいけない!

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このサイトと本の目的

 
 
お金のことで死んではいけない!
使える制度は何でも使って、コロナから大切な家族、会社、そして自分を守り抜こう!
 私たち人類は、新型コロナウイルスという未知の生命体との闘いのまっただ中にいます。
 このウイルスが怖いのは、いまはまだ特効薬もワクチンもないことです。それで「感染者の2割が重症化する。その4分の1が重篤化する(高齢者や持病のある人など感染者の5%は集中治療)。その半数が死に至る(感染者の致命率2~3%)」といわれれば、感染しないように気をつけ、活動を自粛するしかありません。
 しかし、人類は何度もこのような新型ウイルスとの闘いの歴史をへて生き延び、その子孫として私たちはこうしていま存在しています。
 100年以上前にパンデミック(世界流行)となったスペインかぜは、感染者5億人で死者はその1割とされていますが、現在はインフルエンザの一種になっています。この病気も人類は克服しました。
 同じように、今回も必ず私たちは治療薬やワクチンを開発し、新型コロナウイルス感染症を克服することでしょう。これは間違いありません。
 いまの社会活動の大停滞も、経済の大収縮も、必ず終わりがくるのです。大事なことは、そのときまで、いかに大切なものを守って生き延びるか、ということです。家族や従業員の生活を守り、そしてあなた自身が生き抜くことこそが、なによりも重要なのです。
 休業や売上減・収入減でお金の悩みが日を追うごとに大きくなって、「お金の問題」で意気消沈し、眠れないときもあるでしょう。でも、この闘いには必ず終わりがきます。どんなに落ち込み絶望しても、けっして死んだりしては、いけません。
 なぜ、私がそう思うか、少しだけ話をさせてください。20年ほど前の話です。じつは私は、若いころは、債権を回収する仕事に就いていて、借金した人を「追い込む」側の人間でした。「取り立て屋」としての営業成績はいつもトップクラスでした。しかし、ある事件をきっかけに、その仕事に疑問をもち、逆に「取り立て屋」の知識を使って、債権を回収される側の人たちを助けるコンサルタント「企業再生屋」を始めたのです。
 その経験をもとに、いわゆる、「借金を合法的にチャラにする方法」を書いたのが、私の最初の著書『借りたカネは返すな!』(2003年、アスコム刊)です。当時は、バブル崩壊の不良債権処理が終わらず、90年代後半の金融危機の影響が続いていたころで、倒産が相次ぎ、自殺者が3万人を超えていました。
 月末の支払いが迫った時期になると、電車に飛び込むなどして命を絶ってしまう企業経営者が、たくさんいたのです。
とくに中小企業の経営者は、金融機関からの借り入れに個人保証をしていて、事業に失敗したら自宅も財産も何もかも担保として取られてしまい、再起するきっかけすらつかめない状態でした。欧米のように、何度倒産しても復活できるような環境ではなかったのです。そういえばトランプ米大統領も以前、会社を倒産させていますよね。でも大統領にまで上りつめました。
 事業に一度失敗したら、死ななければいけないなんて絶対におかしい。お金の問題で死ぬ人をなくしたい。なんとか知恵を絞り、合法的な裏ワザを使って大切な家族、従業員、そして経営者自身を守り、生き抜かなければいけない。その経験や知識を使って、出版したのが先にあげた『借りたカネは返すな!』(アスコム刊)という本でした。おかげさまでシリーズ56万部を超えるベストセラーとなり、その年のランキングでビジネス書部門1位になりました。いまだに「伝説の名著」といってくれる人もいます。私はその後も、紆余曲折ありながらも現在まで「企業再生屋」として、中小企業の再生やM&Aのコンサルタントとして活動してきました。
 そして、今回の新型コロナウイルスです。現在の状況が、20年前に似ていると私には思えたのです。前回は不況が続く時期でした。今回も世界的な不況が襲いつつある、まさに「緊急事態」の時代です。しかも前回は「法律」や「制度」が闘う相手でしたが、今回はウイルスという得体の知れないものが「敵」です。医療従事者をはじめ多くの方々が、毎日、闘っておられます。大いなる尊敬と敬意を送ります。私にできることは、ほんのわずかかもしれませんが、お役に立てる知識やノウハウでぜひ、あなたの大切なものを守ってほしいのです。
 今回の緊急事態を受け、国・自治体・企業をはじめさまざまな組織が、人びとの生活を支援する施策を打ち出しています。給付金・助成金・補助金、無利子・無担保・長期据え置きの貸付(融資)制度、税金や公共料金の支払い延期など、お金をめぐるさまざま支援策があります。
 ためらってはいけません。使えるものは目一杯使い、自分や家族、会社や従業員を守ってください。時間が勝負です。急いでください。ただし、「この混乱に乗じて便乗ビジネスをしているようなあやしげな融資」には、絶対に飛びついてはいけません。注意してください。
 
 この度、緊急出版した『コロナ110番 会社と個人のお金、コロナからこうやって守れ!』(アスコム刊)は、第1章・中小企業向け、第2章・さまざまな職業の人向け、第3章・職業を問わないすべての人向けという三つのパートに分かれています。それぞれのパートで、その人に当てはまる給付金・貸付制度・支払い延期などを詳しくガイドしています。
 とくに第1章の冒頭では、金融機関とのリスケ(リスケジュール)の交渉術を書きました。これは、最近の銀行員でもなかなか知らない知識を使っての交渉術です。私は、この技を使っていくつもの企業の金融機関とのリスケ交渉を成功させてきました。
しかも、うまく使えば、さらなる融資を引き出すことも可能なものです。ただし、大事なのは、粘り強く交渉することです。銀行担当者に「そんなものは知らない」と言われても、「きちんと調べてほしい。この本にも書いてある」と粘ってください。
また、第1章から第3章まで、さまざまな支援策を網羅しました。今回、国も地方自治体も、金融機関も頑張っていろんな制度をつくってくれています。ただ、それぞれがバラバラに存在していて、どこにアクセスしたらいいのかわかりづらいのです。しかも、そこに書かれている文章がお役所言葉でわかりづらかったりします。
そこで、この本の読者が必要とされるであろう情報を取捨選択し、1冊にまとめ、解説を加えました。全体を読めば、現時点でのさまざまな支援策が俯瞰で見られますし、あなたが必要な個別の情報だけを抜き出して読めるようにもしています。
執筆時点で、制度の発足は決まったものの手続きの詳細は未定、というものもあります。巻末に「【特別収録】お役立ち連絡先一覧表」もつけました。ぜひ活用してください。事態が動いているので、出版元のアスコムが情報をフォローアップするサイト「公式サイト コロナのお金110番会社と個人のお金、コロナからこうやって守れ!」を立ち上げました。こちらも参考にしてください。
 
 阪神・淡路大震災が起きたとき、「1000年に一度の地震」といわれました。そのあと「東日本大震災」が起きました。そして、今回の新型コロナウイルスです。私たちは、数百年に一度の災害に一生のうちに何度もめぐりあう、それこそ大乱世の「緊急事態の時代」を生きていることになります。生まれてきた時代を嘆いても仕方がありません。今回の新型コロナウイルスが収まっても、第2波、第3波の流行が来るでしょうし、新たなウイルスが襲ってくることもあるでしょう。大事なことは、何か起きたときにすぐに動けるように、私たちも、国も備えておかなければいけない時代に生きている、と肝に銘じておくということだと思います。
新型コロナウイルスと闘うあなたにとって、この本が、少なくともお金をめぐる闘いを助ける力強い武器となることを、心から願っています。
「いまを守ることは、未来を守る」ことにつながります。お元気で、またお会いしましょう。
 

       2020年5月
企業再生コンサルタント
八木宏之

プロフィール

 

 

八木 宏之 (やぎ・ひろゆき)
 
企業再生コンサルタント
株式会社セントラル総合研究所 代表取締役社長
1959年、東京都生まれ。大学卒業後、銀行系リース会社に就職。債権回収業務で辣腕を振るい、社内2位の業績で表彰される。あらゆる手段を駆使して成績を上げたが、借金に苦しむ人々と接するなかで、回収業務に疑問を抱き退社。
1996年、借金などの債務に苦しむ経営者の立場にたった事業再生のコンサルティング、株式会社セントラル総合研究所を設立。自ら習得した回収業務のノウハウを逆手にとって金融機関と交渉し、合法的借金帳消し・企業再生を図る独自のシステムを構築。
2003年に上梓した著書『企業再生屋が書いた 借りたカネは返すな!』(アスコム)は、シリーズ56万部を突破。自殺、夜逃げ、自己破産をせず、借金を帳消しにできる合法的裏ワザは話題になり、反響が殺到。「日経スペシャル ガイアの夜明け」(テレビ東京系)をはじめ、多数のメディアで取り上げられる。
現在も、「経営者と共に歩む」ことを使命に、中小企業再生のエキスパートとして活動している。今まで応えてきた相談件数は1万社以上。42歳で人口透析患者となる。2014年、腎臓移植手術を受け、免疫抑制剤が手放せなくなる。一刻も早いコロナの終焉を願っている。
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●公式サイト「コロナのお金110番 会社と個人のお金、コロナからこうやって守れ!」
https://www.okane110.net
●八木宏之YouTube公式チャンネル
https://bit.ly/3c8WMnX